週刊血統メモ【2023.02.04-05】

※特に断りのない限り、データ・画像はTARGET frontier JVより引用。

02.04(土)

東京5R 未勝利:サトノトルネード

 母タイタンクイーンは、海外繋養時の出走産駒全2頭がともに重賞制覇、JRA出走産駒は6頭全頭が勝ち上がり、ギルデッドミラー(G3-武蔵野S)など4頭がOP勝利という超絶名繁殖。ハーツクライ×Seattle Slewはスワーヴリチャード・ドウデュース・アドマイヤラクティ等と共通。Busanda6×6×6やで父のパワーの源泉を刺激。ハイレベルな新馬戦では掲示板外も、国枝厩舎らしく一度使って順当に良化。現状のパフォーマンスはそう高くないものの、今後の成長に期待。

【集計対象】-2023.02.12勝馬率平均本賞金額
ハーツクライ産駒全体57.4%
(777/1354)
2,418万円
ハーツクライ
×Seattle Slew
54.6%
(113/207)
2,748万円

東京7R 1勝クラス:カーペンタリア

 母モシーンは、G1-VRCオークスなど重賞6勝を含むAUS8勝(1000-2500m)。ロードカナロア×母中距離G1馬、Nureyevクロス、Storm Cat≒Royal Academyなど凝った配合。前走大敗から間隔を開けての立て直し。直線の挙動からはまだ幼さを感じるが、ポテンシャルは中々高い。

02.05(日)

東京3R 新馬戦:サンライズフレイム

 母マストバイアイテムはJRA出走産駒4頭全頭勝ち上がり、ドライスタウト(Jpn1-全日本2歳優駿)など兄3頭はいずれも3勝以上を挙げる名繁殖。いずれもフジキセキを用いて、Storm CatやDeputy Ministerとの間でEight Thirty≒Good Example≒War Relicを弄る配合。ドレフォン×フジキセキは現段階ではあまり結果が出ていないが、理論上はダート向きの好配合と言える。新馬戦であることを踏まえても時計は物足りないが、直線入口で楽に抜け出す脚を見る限りまだ奥がありそう。

【集計対象】-2023.02.12勝馬率平均本賞金額
ドレフォン産駒全体42.5%
(88/207)
854万円
ドレフォン
×フジキセキ
46.7%
(7/15)
849万円

東京6R 新馬戦:ナヴォーナ

 母セリエンホルデはG1-独オークスなどGER3勝(1600-2200m)。半兄シュネルマイスター(G1-NHKマイルC)。ロードカナロア×Sadler’s Wellsはサートゥルナーリア・パンサラッサ・ダノンスコーピオン等と共通。世代最後の芝新馬戦と出遅れ感は否めないが、直線外に持ち出してから鋭く伸びる上がり33.2の末脚で、素質の高さを存分にアピール。春のマイル路線で主役を狙える逸材。

【集計対象】-2023.01.29勝馬率平均本賞金額
ロードカナロア産駒全体52.3%
(484/925)
1,941万円
ロードカナロア
×Sadler’s Wells
50.0%
(48/96)
2,278万円

東京9R ゆりかもめ賞(1勝クラス):スキルヴィング

 ソニンク牝系。キタサンブラック×Machiavellianは要注目の配合。父に似た雄大な馬格とストライドで長い直線を伸び、3馬身差の完勝。相手に恵まれた感はあるが、時期を考えれば時計は優秀。本番に向けた更なる上積みに期待。

【集計対象】-2023.02.12勝馬率平均本賞金額
キタサンブラック産駒全体43.7%
(59/135)
1,415万円
キタサンブラック
×Machiavellian
57.1%
(4/7)
853万円

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