週刊血統メモ【2023.02.18-19】

※特に断りのない限り、データ・画像はTARGET frontier JVより引用。

02.18(土)

小倉8R 1勝クラス:ロムネヤ

 母ヤンキーローズはG1-ATCサイアーズプロデュースSなどAUS4勝(1100-2000m)の豪最優秀2歳牝馬・3歳牝馬。半妹リバティアイランド。二代母Condesaarは名繁殖Best in Showのクロスを持ち、繁殖としての期待が非常に大きい。420㎏に満たない小柄な馬格で出世が遅れているものの、ポテンシャルは間違いなくOP級。今後も軽斤量での出走がポイントにはなりそう。

阪神9R つばき賞(1勝クラス):ロードデルレイ

Ballade牝系。母デルフィーノは中央3勝。ロードカナロア×ハーツクライはケイデンスコール・トロワゼトワル・ヴァルディゼールと共通。

週刊血統メモ【2023.01.28-29】-Hyperion最強

 相手関係に恵まれたが、昇級戦も楽勝で突破。2歳時はレベルが心配されたマイル路線だが、年明以降好素材が続出している。本馬もその一頭として、今後の動向に要注目。

02.19(日)

東京6R 1勝クラス:ノッキングポイント

 ハッピートレイルズ牝系。母チェッキーノはG2-フローラSなど3勝(1600-2000m)。モーリス×キングカメハメハ牡馬(セン馬含む)はハイアベレージ。新馬戦が圧巻のパフォーマンスで、このままクラシックの中心になるかと思われたものの、マイル路線で停滞。今回に関してはメンバーレベルに救われた感が強く、やはりマイラーとは思えない。次走こそ距離を伸ばして本領発揮に期待。

 2022年2歳戦考察 → https://www.saltedrice90.online/2023classic_guess_colt/

【集計対象】-2023.02.19勝馬率平均本賞金額
モーリス産駒(牡セン)全体47.7%
(93/195)
1,439万円
モーリス
×キングカメハメハ(牡セン)
66.7%
(10/15)
1,505万円

東京11R フェブラリーS(G1):レモンポップ

Natalma牝系。二代母HarpiaはG3-シャーリージョーンズH(USA)など北米5勝で、Danehillの全妹。Graustark=His Majesty6×4、Sir Gaylord≒Secretariat5×5、3/4ND・1/4異系など趣向の凝らされた好配合。

週刊血統メモ【2023.01.28-29】-Hyperion最強

 いつも通り好位で運び、直線入口で優々抜け出すと、後続の追撃を凌いでG1初制覇。スピードの絶対値・操縦性・持続力と、血統表の美点が余すことなく表現された、素晴らしい内容での完勝と表現したい。これでダーレーでの種牡馬入りは当確、A.P. IndyやDanehillを用いた名牝クロスが今から楽しみでならない。

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