自称血統研究家が2023新潟2歳Sを考える

出走馬勝ち上がり時評価

【評価基準】

 A:重賞級 B:OP級 C:高確率で期間内+1勝が狙える

 D:期間内+1勝が狙える E:期間内+1勝は厳しい

馬名該当レース評価
エンヤラヴフェイス07/16 新馬戦 (中京芝1600m)B
アスコリピチェーノ06/24 新馬戦 (東京芝1400m)C
クリーンエア08/06 新馬戦 (新潟芝1600m)C
ヒヒーン06/10 新馬戦 (阪神芝1600m)D
ホルトバージ07/30 未勝利 (新潟芝1800m)D
シリウスコルト07/01 新馬戦 (福島芝1200m)E
ルージュスタニング07/02 新馬戦 (中京芝1600m)E
ジューンテイク07/08 新馬戦 (中京芝1400m)E
ヴァンヴィーヴ07/08 未勝利 (福島芝1800m)E
ショウナンマヌエラ07/09 新馬戦 (中京芝1600m)E
ルクスノア07/22 新馬戦 (中京芝1600m)E
ニシノクラウン08/06 未勝利 (新潟芝1200m)E

※2歳芝新馬戦・未勝利戦のみ

考察

 過去優勝馬からはセリフォス(21年)、ハープスター(13年)などのG1馬を輩出。とはいえ基本的にはクラシックに直結するとは言い難い重賞であり、今年のメンツも例年並みだ。

 ◎③エンヤラヴフェイスは好内容で新馬勝ち(勝ち上がり診断②参照)。エイシンヒカリ産駒は父同様Sir Gaylord的前駆で走るタイプが多く、小倉や京都など下りの慣性で走る平坦コースでの好走が目立つ。急坂中京からのコース替わりでパフォーマンスを上げる可能性は高いだろう。面子(馬・騎手)を考えれば2歳重賞らしいスローからの上がり勝負となりそうで、前目で運ぶ競馬ができる本馬の大崩れは考えにくい。

最終予想印

 なお、基本的に筆者の買い目は◎の単勝若しくは複勝一点である。

 ◎③エンヤラヴフェイス

回顧

 開催終盤で直線内の傷みが目立ち始めた状態での良馬場開催。土曜まで極端なトラックバイアスは見られなかったが、日曜になって明らかに差し追込有利の馬場に変化していた。47.7-46.1のスロー。1000m通過59.8は例年比そこそこ流れたと言ってよく、従って全体時計も中々優秀。ほぼ一団の状態から直線よーいドンの競馬となった。

 勝ち馬アスコリピチェーノは中段外目のポジションで直線を迎え、逃げ粘る2着馬を1馬身差し切って優勝。全馬が内を大きく開ける競馬を選択したため、追い出した辺りで多少外に振られてはいるが、ほぼロスのないレース運びと言って差し支えないだろう。母はリッスン牝系の中ではかなりマイル志向の強いアスコルティで、本馬はダイワメジャー×Sadler’s Wellsと配合もキマっているオーソドックスな好マイラー。自身の刻んだ60.5-33.3というラップは、この時期としては充分胸を張れる数字。暮れのG1で即通用とまでは言わないが、勝ち上がり時のC評価を上方修正するに値する、一番人気に応える快勝として褒めたい。

 ◎エンヤラヴフェイスはスタート直後に隣枠のルージュスタニングと接触。一度は前目につけようとするも結局ポジションを下げ、最後方からそこそこの脚で追い上げ0.9秒差の7着入線。勿体ない競馬となってしまったことには違いないが、新馬戦で直線左ムチを入れてもかなり左にモタれるなど若さを見せていたことを考えると、思ったより操縦性は良くないのかもしれない。ここで見限るのは早計だが、奥のある血統という訳でもないし、次走以降は少し様子を見たい。

 勝ち馬と同じく勝ち上がり時C評価を与えた3着クリーンエアは、地力通りには走った印象。弱くはないがそれ以上でもそれ以下でもない。2着ショウナンマヌエラに関しては、初戦の馬場を考慮するとE評価は低く見過ぎたかとも思うが、それだけ。その他は事前評価通り、特に見どころなし。

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