エリザベス女王杯血統予想2021

近年のメンバーと比較すると、格落ち感が否めない今年のエリザベス女王杯。頭一つ抜けた地力だが距離不安の残るレイパパレ、秋華賞を制したが器用貧乏感の拭えないアカイトリノムスメ。実績・適性申し分無く、人馬共に充実一途のウインマリリンが狙いやすいが、GⅠ馬としての配合的根拠に欠けるのも事実である。

迷った時は前哨戦の本命馬から。オールカマー本命のランブリングアレー、府中牝馬S本命のデゼル、秋華賞本命のステラリア。

一長一短だが、◎ステラリアでもう一度振り回したい。母ポリネイターは英GⅡメイヒルS(芝8F)制覇。Gone WestやBluebirdでStorm Catを刺激したキズナ正統派配合で、母父Motivatorらしい持続力型中距離馬。オークスでは掛かり気味に先行して13着大敗。秋華賞ではスタート出負けのロスを取り返せず、最後方大外から上がり2位で追い込むも6着。展開不利を乗り越えるだけの力が無いのは事実だが、それにしても勿体ない競馬が続く。前走を踏まえれば、先行意識の強い鞍上松山への乗り替わりはプラス要素。絶賛活躍中の3歳世代でも屈指の素質馬と評価してきた馬なだけに、この程度で終わるとは思いたくない。

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