出走馬勝ち上がり時評価
【評価基準】
A:重賞級 B:OP級 C:高確率で期間内+1勝が狙える
D:期間内+1勝が狙える E:期間内+1勝は厳しい
馬名 | 該当レース | 評価 |
エンヤラヴフェイス | 07/16 新馬戦 (中京芝1600m) | B |
ダノンキラウェア | 07/29 新馬戦 (新潟芝1600m) | C |
カンティアーモ | 07/30 新馬戦 (新潟芝1800m) | C |
クリーンエア | 08/06 新馬戦 (新潟芝1600m) | C |
ジャンタルマンタル | 10/08 新馬戦 (京都芝1800m) | C |
ナムラフッカー | 09/16 未勝利 (阪神芝1800m) | D |
フルレゾン | 09/18 未勝利 (阪神芝1600m) | D |
ナムラエイハブ | 09/24 未勝利 (阪神芝1600m) | D |
テイエムチュララン | 08/13 新馬戦 (小倉芝1200m) | E |
メイショウサチダケ | 09/09 新馬戦 (阪神芝1400m) | E |
ジューンブレア | 10/01 新馬戦 (中山芝1200m) | E |
※2歳芝新馬戦・未勝利戦のみ
考察
◎⑩エンヤラヴフェイスとする。前走新潟2歳Sでも◎を打ったが7着大敗。回顧で触れたように力負けとは言い難く、ここまで人気を落とすのであれば妙味あり。揉まれる心配が少ない外枠も歓迎で、スタートさえ決めれば、素質馬揃いのこの面子でも充分勝ち負けできるだろう。
血統面からは〇ダノンキラウェアを推したい。配合評価はPOG指名推奨リスト参照。新馬戦は少頭数どスローからのよーいドンを上がり33.2でまとめ、1馬身3/4差の完勝。同組から勝ち上がり馬が出ていないようにメンバーレベルは低く、新潟開催の上がり時計をそのまま信用するのは危険だが、まだ奥がありそうな勝ち方ではあった。全兄ダノンスコーピオン同様、この時期はまだ非力さが目立つ反面、京都の下り坂は向くタイプ。
以下、△①クリーンエア、△②ジャンタルマンタル、△⑨カンティアーモまで。
回顧
内の傷みが目立ち始め、週中の雨が残る外差し優勢の稍重開催。47.4-47.1のミドルペースで、馬場状態を考慮すれば中々負荷の掛かる競馬になったと言える。
△ジャンタルマンタルは好スタート好ダッシュから最内3,4番手を確保。直線荒れたインを突いて抜け出し、2馬身差の完勝。自身59.8-34.7のラップ構成は目立たないが、内容としては数字以上の強さを見せた。母インディアマントゥアナはG3-レッドカーペットH(T11F)制覇。父Palace MaliceはG1-ベルモントS(D12F)など重賞6勝のダート馬だが、母パレスルーマーは芝L勝ちで、その父Royal Anthemは芝G1・3勝、半弟ジャスティンパレス(G1-天皇賞(春) 他)や産駒ストラクター(G1-BCジュヴェナイルターフ)など、高い芝適性を見せている。スタンダードな北米血脈らしく、キレる末脚はないが平均ペースで流れる消耗戦で輝くタイプ。全体に中長距離志向が強いので、今後は距離延長を試してもらいたいところ。
◎エンヤラヴフェイスは好スタートから中団外目追走。直線では先行勢の間を割って差し込み、勝ち馬には届かなかったものの8人気2着と健闘した。予想通りの競馬で結果を出してくれたので言うこと無し。ただし新馬戦からの大幅な上積みは感じられず、今後も適条件かつメンバー次第で評価していく形になりそう。
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