2歳芝新馬戦・未勝利戦の優勝馬について、パフォーマンスと血統から、将来性を独断と偏見で評価。割と辛口。異論は認める。
※特に断りのない限り、データ・画像はTARGET frontier JVより引用。
※各評価毎の掲載順は時系列による。
A評価(重賞級):1頭
ボンドガール
06/04 新馬戦(東京芝1600m/稍重) 1:34.6
49.2-45.4のどスロー。好スタート好ダッシュから内3番手を追走。直線半ばで外に持ち出し、逃げ粘る2着チェルヴィニアを3/4馬身差捉えて勝利。3着馬コラソンビートは未勝利勝ち上がり済。自身61.6-33.0で上がり時計優秀。レース上がり5F57.5は2歳芝1600mとして歴代4位タイ、同条件新馬戦としては歴代1位タイ。諸々を考慮するとグランアレグリア・リバティアイランド級とまでは言い切れないが、間違いなく重賞を勝てるレベルにある。現状桜花賞最有力候補。
【参考】2歳芝1600m新馬戦 上がり5Fランキング (58.0以下/1986年以降)
(赤字:期間内重賞勝馬 青字:期間内OP勝馬)
母コーステッドは米LなどUSA2勝で、G1-BCジュヴェナイルフィリーズ2着。ダノンベルーガの半妹にあたる。「ダイワメジャー×Blushing Groom」はセリフォス・メジャーエンブレムなどと共通。「3/4ND・1/4異系」の好配合。「藤田晋氏×手塚師」は結果こそ出ていないものの美浦のメインステーブルとされており今後に注目。馬力型マイラー。
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ダイワメジャー産駒としては珍しくキレ兼備。母コーステッドは米血の影響が強く、どの部分が発現しているかは判断が難しいが、何にせよ母の繁殖ポテンシャルの高さは最早疑いようがない。
B評価(OP級):1頭
ボルケーノ
06/18 新馬戦(東京芝1600m/良) 1:34.5
48.2-46.3のスロー。抜群のスタートからハナへ。先頭のまま直線を迎え、そのまま後続を突き放し、2着コスモブッドレアに1馬身半差をつけて勝利。勝ち時計1:34.5は今期2歳芝1600m最速、同時期同条件としては歴代3位。
【参考】6月2歳芝1600m時計ランキング(1:35.0以下/1986年以降)
(赤字:期間内重賞勝馬 青字:期間内OP勝馬)
母スピードリッパーはG2-フィリーズレビュー2着など重賞入着3回、ポップロック(G2-目黒記念 2回)の半妹。兄姉のJRA勝馬率は83.3%(5/6)。「ルーラーシップ×ファルブラヴ」はテトラドラクマと共通。「3/4ND・1/4異系」の好配合。
前進気勢が強く、初戦からマイル起用は納得。とはいえ、配合的には当然もっと長い距離で見たいところ。百戦錬磨の堀師の手腕に期待。
C評価(高確率で期間内+1勝が狙える):7頭
シュトラウス/バスターコール/スカイキャンバス/ダノンエアズロック/ヴェロキラプトル/アスコリピチェーノ/ギャンブルルーム
D評価(期間内+1勝が狙える):6頭
テラメリタ/ヒヒーン/ゴンバデカーブース/ロータスワンド/レディントン/フェンダー
E評価(期間内+1勝は厳しい):11頭
アトロルーベンス/ミルテンベルク/コルルディ/ノヴァエクスプレス/ベルパッション/レガテアドール/タヤスロンドン/チークタイム/コラソンビート/クールベイビー/トーセンクライネ
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